館ヶ森アーク牧場

美味しいものの生産に全力投球

「食はいのち」。偽りがなくて美味しいもの生産に全力投球する牧場

館ヶ森アーク牧場があるのは岩手県の藤沢町。 東北自動車道・一関インターから45分。緑に囲まれた道を走り、長い登り坂を上っていくと山の上に広大な牧場が現れます。

牧場の広さはなんと東京ドーム100個分! その中で、豚・鶏・鹿などを飼育し、ハーブ・小麦・無農薬の野菜などを栽培しています。

アーク牧場の信念は「食はいのち」。 美味しくて安全な食糧を生産して、消費者へ直接販売していくということは、 今の時代、次の世代の日本人の命を守っていくということ、と考えています。

そのため、真面目に、正直に、偽りがなくて美味しいものの生産に全力投球しています。

天然の地下水と厳選飼料、そして放し飼いで最高に美味しくなる豚

取材に訪れた日、「館ヶ森高原豚」は元気に走り回っていました。 「バブコックスワイン種」というこの豚は、米国特許庁から肉質において特許を取得した優良品種。 放し飼いすることで動き回って赤身が美味しくなります。

また、エサにもこだわりがあります。 飲み水は館ヶ森のきれいな天然の地下水。 肉の旨味をより引き出すために、動物性飼料を与えず、 米や麦やサツマイモを豊富に含んだエサと数種類のハーブやタピオカを食べさせています。 肥育期には、遺伝子組み替えのトウモロコシを使用せずにマイロ・高粱(こうりゃん)という雑穀を与えています。

大切にのびのびと育てられたその肉質は、きめ細かく、しまりが良く、やわらかく、特に脂身が美味しいと評判です。 豚肉独特の臭みが全くなく、赤身は弾力があって、もっちりコクのある味わいです。

素材を見る目が厳しいプロの料理人や、高級百貨店のバイヤーなどからも高く評価され、 人気TV「どっちの料理ショー」でも特選素材に選ばれた最高の豚肉です。

信念と努力で完成した、奇跡の無添加ハム・ソーセージ

アーク牧場にはハム工房があります。 農場で飼育された高品質の豚肉を、美味しいハム・ソーセージに加工するための最適な環境が整った工房です。

工房が完成したのは、1965年。 当初からハム・ソーセージの加工には必要最低限のリン酸塩・亜硫酸Na・アミノ酸のみ添加していました。

さらに製造技術を高めるため、加工技術が発達しているドイツからハム・ソーセージ作りの職人を招き、ドイツ伝統製法の技術指導を受けました。 また、工房長の三浦さんはミュンヘンに留学し、高い加工技術を習得しました。

その後、牧場では科学的合成添加物を抜いたハム・ソーセージを製造する、という目標を立てました。 しかし、添加物なしでハム・ソーセージのぷりっとした食感と品質保存を両立させることは、とっても難しいのです。

しかし努力を重ね、肉の鮮度を見極め、30種類以上の塩を試し、香辛料を厳選し、熟成にたっぷりと時間をかけ、 ついに無添加のハム・ソーセージを製造することに成功したのです。

無添加シリーズは塩の分量も抑えながらも肉の美味しさを堪能できる、しっかりとした味付けになっています。 また、一般には40%程度混入する脂肪分も20%と少な目と、ヘルシー志向。 仕上げのスモークは、独自のスモークハウスでサクラのチップを使っています。

その並々ならぬ情熱と努力。全ては、「お客様の安全・安心第一」という現場の思いに触れ、 取材していて胸が熱くなりました。

信念を持って作られているアーク牧場のハム・ソーセージは、 ドイツDGL(国際ハム・ソーセージづくり品質協議会)やSUFFA(ドイツ食肉製品コンテスト)で金メダルをはじめ、多くの賞を受賞しています。

広い大地を駆け回リ、太陽を浴びて健康的に育ったニワトリが生む「昔たまご」

アーク牧場のニワトリは朝から晩まで広い大地を走り回り、太陽の光を浴びて育ちます。 もちろんオスとメスが一緒なので、ストレスなし。

エサは牧場で独自配合した添加物、抗生物質の一切入っていないもの。 数種類のハーブを食べさせることで、自然の免疫力を育んでいます。 特に穀物はポストハーベストフリーで遺伝子組換えは使用していません。 しかもたまごのたんぱく質を高品質化させるためのハーブや炭を配合し、さらに放し飼いのため大地の自然のエサをいっぱい食べています。

「昔たまご」は全て有精卵。卵白・卵黄は盛り上がりよく、ハリがあり、卵黄は自然の朝日のような輝き。 コクを感じられる、本当に美味しいたまごです。

アーク牧場という名の使命

館ヶ森アーク牧場の「アーク」は、聖書に登場する「ノアの方舟」を意味したもの。 ノアは神に命ぜられて悪しき者がはびこる世から新しいユートピアをつくるために、巨大な方舟を作り、 あらゆる植物の種、動物達のつがいと、実直なノアの一族を乗せて、神が降らせた長雨による洪水の中を漂流します。

そして数ヶ月の末、ついにハトがくわえてきたオリーブの枝により新しい土地が近いことを知ります。 そしてそこに、新世界・ユートピアを建設したという伝説があります。 「館ヶ森アーク牧場」という名前には、「日本の農業を世界に残したい」という願いが込められているのです。

パン・デ・ロウ

Pao-de-lo

ポルトガルの伝統菓子「パン・デ・ロウ」 ポルトガルでは、カステラのことを"パン・デ・ロー(Pao-de-lo)"と言います。 「ヨーロッパの田舎」ともいわれているポルトガル地方には、昔ながらの作り方の素朴なお菓子が 今もなお残っています。 パン・デ・ロウは原点とも言うべき素材の良さをそのまま活かした味わい。

自家製のオーガニックの小麦とこだわり卵を生産する館ヶ森アーク牧場が、 その豊かなおいしさを存分に活かして焼き上げた半なまの不思議な焼き菓子です。

生焼けタイプは、切ると卵黄クリームがトロリ。

このカステラは卵が命、粉はほんの少ししか使いません。だから新鮮で良い卵が必要なのです。 中央が卵黄クリームのようになり、流れ出さないくらいの絶妙な焼き加減で仕上げています。

(U.Uさま) 卵の味がとても濃厚!! ホワーンととろけるような舌触りが美味しかったです! 甘すぎず飽きが来ない味で食べやすいです。 甘いのがあまり得意じゃなくても美味しく食べられるカステラでした★

(M.Dさま) 表面はこうばしいのに中はしっとりふわふわで美味しい! ボール状になってたものがあったら食べてみたい。

(R.Wさま) 半熟の卵の黄身を味わっているみたいな、濃い風味が個性的! 外側の焼けている部分もしっとりしていて、美味しいです。 甘さと卵の味のバランスが調度良く、カステラというよりはケーキみたい! ちょっとずつ味わって食べたいです。

(D.Tさま) カステラというのでもっとあま〜い感じを想像したが 思ったよりも甘さがくどくなくて美味しかった。 スポンジがとてもふんわりと柔らかい!

館ヶ森アーク牧場のレビュー

  • 館ヶ森アーク牧場 館ヶ森高原豚ロース吟醸漬セット 初めて吟醸漬頂きましたが、味付けも濃すぎず薄すぎず抜群のおいしさでした!  ステーキは塩コショウ? たれ? など悩むことも多いですが、これはそのまま焼くだけ!  またリピートしたいと思います。 Koarabird 2015/08/23