昔ながらの正統派スイーツ作りの匠 沼田政子さんが作る、純国産鶏の卵を使ったプリンと、かぼちゃのチーズケーキを召し上がれ。
ここ最近、プリンの主流と言えばとろ〜っととろける柔らかい、クリーミーなプリンだったように思います。今より少し昔、プリンはスプーンですくっても形が崩れない、しっかとりした固さがありました。そして、そのしっかりと形を保っているプリンをひと口、口の中に入れると次第にゆっくり溶け、卵のやさしい風味と甘味が広がっていく…そんな昔ながらの正統派プリンをお望みの方におすすめしたいのが「きすけどうのプリン」です。
もともと農家さんだった沼田さんは、農作業の合間に「美味しいこびる(岩手の言葉でおやつのこと)」が食べたい!」とプリン作りを始めました。 卵のやさしい黄色、ほんのり甘いバニラの香り。かわいい見た目の反面、甘過ぎずクリーミー過ぎない。しっかりと硬くたまごの味をたっぷりと味わえる昔懐かしの正統派プリン。そんな沼田さんのプリンが口コミで評判となり、たくさんの「売ってほしい!」の声に応えて販売を開始したのです。
「きすけどうのプリン」はシンプル。牛乳・卵・砂糖・生クリーム・ヴァニラのみです。だからこそ、材料選びにはこだわりました。 卵は、純国産鶏「もみじ」の卵。「純国産鶏」とは、日本で幾世代にもわたって選抜交配を繰り返した日本の風土が育てた鶏です。そのもみじの卵は、甘味が強くコクがある味わいが特徴。さらに、沼田さんが使っているもみじを育てている岩手の浅沼養鶏場では、海草・ヨモギ・木酢等を餌に混ぜています。それによって、卵独特の生臭さをなくし風味よい卵になっています。 もう一つ、プリンに欠かせない牛乳。その牛乳は、岩手県の「おおのミルク村 ゆめ牛乳」を使っています。岩手県北部の大野村にある「おおのミルク村」の牛乳は、「酪農家が絞りたてをお鍋でコトコト沸かして飲む牛乳の風味を再現した牛乳」です。 流通する牛乳を作るためには「殺菌」の工程が必要となります。「おおのミルク村」では、その際になるべく牛乳の成分を傷つけない方法で殺菌しているので、クセがなくほんのりとした甘味が感じられます。 卵と牛乳、それぞれの良いところがやさしく混じり合って、素敵な美味しさのバランスがプリンの中で保たれています。 やわらかい笑顔、やさしい物腰の中にもしっかり通った芯を感じる沼田さん。作り手さんとどこか似ている、「きすけどうのプリン」。容器&パッケージを新たに、みなさまにお届けします。
南部一郎を贅沢に使ったかわいいサイズのチーズケーキ
南部一郎かぼちゃの歴史 「鶴首かぼちゃ」は日本で昔から作られてきた在来種。明治時代以降、丸い西洋かぼちゃが人気となり鶴首かぼちゃの生産量は減少してしまいました。しかし、実は糖度が高いのにカロリーは西洋かぼちゃの半分、という長所があります。その鶴首かぼちゃを元に岩手で開発されたのが「南部一郎」。ねっとりとした果肉。味は濃厚で繊維質が少なく、上手く育てると果物並に甘くなると言われています。しかし、難しいのはその栽培方法。温度管理を徹底し、熟成期間をしっかりとらないと甘くはなってくれないそう…。その難しい南部一郎の栽培に町を挙げて取り組んでいるのが矢巾町です。
「ケーキに入れるかぼちゃでも、かぼちゃそのものがしっかりと美味しくないと、ケーキも美味しくならないんです」と沼田さん。丁寧に育てられた矢巾町産の南部一郎にクリームチーズを混ぜ、かわいいサイズのチーズケーキができあがりました。南部一郎の甘味と風味、クリームチーズのコクが上手く重なり合い、満足できる味とボリューム感です。小さめサイズでも味と中身がギュッと詰まっているので調度良い仕上がり。販売開始早々人気商品となった、きすけどうの新顔スイーツ。お茶と一緒に、素敵なおやつタイムにどうぞ。