しいたけを求めて
岩泉町は岩手県の東北に位置し、本州随一の広大な面積を持つ町で知られ、世界一の透明度を誇り、日本三大鍾乳洞のひとつである龍泉洞や、鍾乳洞の長さ日本一の安家洞があります。
雨水や雪解け水が岩泉の山々に広がるブナやミズナラの広葉樹(針葉樹よりも浄化作用がある)の落葉地層、石灰岩層を永い歳月をかけて浸透し、ろ過され地底に溜められるといわれています。
その為、おいしいばかりでなく、カルシウム分が1000中35.2mgと国内のミネラルウォーターの中で群を抜いて、ミネラルを豊富に、バランス良く含んでいるのです。
水の中のミネラル分は無機質で体内への吸収率が非常に高く、地元では「ひとくち飲むと三年は長生きする」と昔から言われているそうです。
毎日来ているんだよ
岩泉町を歩いていると、長寿の水と云われるいぬわし清水。入ヶ江の水といった水汲み場が点在してして、「毎日来ているんだよ」とペットボトルをもって水を汲みに来ていたお母さんにも会いました。
私も一口いただきました。冷たくてとてもおいしい、ありがたさを感じる水でした。
自然たっぷり、山の恵みの宝庫
岩泉という町は面積の94%が山林という自然たっぷり、山の恵みの宝庫なのです。代表されるのがマツタケです。
マツタケは赤松林で収穫されますが、実は枯れ枝を取り除き、下草を刈らないと雑菌が増えて取れ無くなってしまうという、自然の恵みでありながら人が山に入り、手をかけなければ無くなってしまうきのこなのです。山を大切してるからこその産物なのですよね。
その町で大切に育てられているもののひとつ、しいたけを求めて、岩泉の町に行ってきました。
株式会社 ミナカワ
冬の足音がもうそこまで迫って来ている11月の中旬に訪問したので、ほとんどの木からは葉っぱがなくり、寒さを感じる季節でありながら、ミナカワで働いているお母さんたちは、元気!元気!笑顔で働いておりました。
しいたけにたくさんの愛情を注ぎ「元気に育ってね」としいたけに話しかけながら手をかけています。
社長自らも毎日湿度、温度を見定めて散水、温度調節を行う徹底ぶり。すべてのしいたけが元気に育つようにと目を行き届かせています。
社長の皆川さん
しいたけには、沢山の健康の源が詰まっていて例えば動脈硬化、がん抑制(制がん剤の原料としても利用されています)血圧、コレステロール値低下効果、便秘の解消、骨の老化予防、胆石の予防などの効果があると云われており、普段からしいたけを食しているとしいたけに含まれる成分(※1多糖体レンチナン等)が、体内で外敵と戦ってくれる※2インターフェロン産生を促し、免疫力を高めるという研究結果も出されています。
岩泉のミネラルたっぷりの水と、愛情を注がれて育ったしいたけたちは、肉厚で、水々しく、とても新鮮!!軸もとても太く石突を取り除いても、充分食べ応えがあります。
※1 しいたけに含まれるレンチナンは、免疫機能を強化する副作用のない医薬品として実用化されている。
※2 人間の体は、外から体内に入ってくるウィルスなどの外敵を、白血球やリンパ球、インターフェロンなどが攻撃して体を守ります。

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