最近、うちの祖母の小さい頃の話をよく聞きます。
うちの祖母は小作の人たちを沢山お願いするような、大きな農家のうちに生まれたようです。お父さんはどこかの町長さんをしていたので、お母さんが家をきり盛りしていたそうです。小さい頃の思いではつきないようで、お兄さんが片栗でおやつを作ってくれた話や、桃割れ(昭和の時代の髪型)がうまく結えないので1日だけ学校を休んでしまった話とか。80年前の話を昨日の事のように話して楽しそうです。
今日は、「イネ」との思い出話を語ってくれました。イネは2つ年上の女の子でよく家に遊びにきていた仲良しの子だそうです。イネちゃんヒサちゃんの仲です。
イネちゃんの家には2階があって、よくそこで遊んだそうなのですが、なにをやるかというと「蚤取り」。
それって遊びですか〜?
着物の裾をまくって2階に行くと沢山のみがいて、素足に飛びつくのだそうです。それをお互いのみとりっこをしたそうです。今の小学4年生と6年生。楽しくって仕方がなかったんですって。
ひぇ〜と思うけれど、これもジェンゴ(田舎)の楽しい遊びだったとおばあちゃんはいいます。
昔郷土史調査をしている人も、お年寄りから蚤取りの話をきいたといってましたっけ。どうしてものみが衣服に集まるので、水をはったたらいを用意してその上で服をいぶすと、のみがでてきて水に落ちるとか。そうして蚤取りしたもんだというはなし。
今はとても衛生的になった日本だけど、当時は大変だったんだろうな。
それにしてもみじかで80年以上前の話をきけるのは意外と面白い。80年ですもん。(おばあちゃんは91歳)
本当はジェンゴの料理の話とかも聞きたいけれど、お嬢様だったおばあちゃんは自分で料理をしなかったので、結局食べた話だけしか聞けない。それでも、やっぱりその時代を生きたナマの声はやっぱり面白いね。
最近のおばあちゃんの悩みは便秘。お年寄りの便秘対策、いい情報があったら教えてください。