第二項 【マスコミ・受け入れ編】
■「お招きする心、おもてなしする心、教わる心」
●マスコミ受け入れ・心の準備
日本人の多くは人と接する場合、相手が知名度や肩書きなど社会的地位が高そうだと判断すると、表面的であるにしろ丁重に接することが多いのではないでしょうか?逆に知名度も肩書きも無い人と接する場合、特に相手が若く茶髪ときたら、言葉遣いも態度も妙に横柄なものになるのではないでしょうか?
人は外見じゃないよとは言うものの、多くの人は人相、風体、肩書きなどで相手を判断していることが多いのが現実でしょう。
何の仕事でも同じかとは思いますが、特に広報の仕事においてはこういった視点、つまり相手を外見で判断したり実際の能力を見極めずに相手を評価したりといった、表面的な人間の値踏みがとんでもない大きな失敗につながります。このことは理屈抜きで肝に銘じておいた方が良いでしょう。相手の名刺にとんでもなく偉そうな肩書きが書いてあろうと、テレビに頻繁に主演している有名人であろうと、風体の冴えないおじさんであろうと、茶髪のお兄さんであろうと、絶えず謙虚な気持ちで自然体で接っすることが大切です。
特に取材や番組制作のスタッフを受け入れる時などは、謙虚な姿勢だけに留まらず、遠方から古い友人が訪ねてきた時のように、「お招きする心」「おもてなしする心」を大切にし、さらに相手から何かを「学び取る」「教わる」くらいの気持ちまで、自身の人間性を高めなければなりません。
この三つの心のコラボレーションこそが広報マンが人と接するさいの心の「極意」であると共に、人と接することに費やす膨大な時間を無駄なものとせず、自分のために役立つものを育む有効な時間に変えるための「秘訣」であると言えます。
一般の職種と違って広報マンは、世の中でもかなり個性的な人種であるマスコミの方々を相手にしなければなりません。ほとんどのマスコミ関係者は良識的な方々がほとんどですが、中には言葉遣いが普通でない方もいらっしゃいます。「おい、お前」「あんた」「ちょっと」などと言われると、天下の大新聞の記者がなんでこんな言葉使いしかでき出来ないんだろうと不思議に思うことも珍しくありません。それでも抑えてください。「お招きする心」「おもてなしする心」「教わる心」の三つの心のコラボレーションで、会社とあなた自身の道が必ず開けます。



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