第三項 【広報業務・リスク&教訓編】
広報に限らず何の仕事にもリスクはつきものです。またリスクの種類は限りが無く、突然どういったハードルが出現するのかは予測不能です。
海外の科学的なビジネススクールではありとあらゆるリスクを予測し、オンジョブトレーニングで対処方法を学ぶプログラムもあるようですが、リスクマネージメントの専門家をめざす場合以外は、そのエネルギーを他の仕事に回した方が企業と個人両方にとってプラスでしょう。ただし、オンジョブトレーニングまでは必要ないものの、リスクの芽は早めに摘んでおくにこしたことはありませんし、いざという時のために若干の心構えは必用でしょう。
社会システムが複雑化し、犯罪やトラブルも予測の範囲をはるかに越えた驚愕の事件が多発していますが、日本に蠢く企業トラブルのほとんどがハード上の問題ではなく「社会システム」や「感情」といったごく単純なところに起因しているような気がしてなりません。
この項では広報マンがリスクに直面した際、場当たり的な対応で墓穴を掘らないように、問題の根の部分であるメンタルにも考えを帰着させ、いざという時に冷静に人間的な解決を目指すことができるポイントを少々書かせていただきました。最後に守るべきものは何なのか、仕事の合間に考えて頂くためのヒントになれば幸いです。



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