第三項 【広報業務・リスク&教訓編】
■「不満・組織に燻る熾火」
●敵は自陣に
企業が直面するほとんどの事件は、主原因が社外の敵対勢力によるものではなく、何らかの社内の問題に起因している場合が多いようです。また、問題が暴露される時も表面的には社外の人間が暴露していても、真相は社内からの内部告発がほとんどです。
悪意を持った強大な敵が突如出現して、その敵に対し正義の旗の下、全社一丸となって抵抗したが敗北、残念ながら大きな損害を被った。というような単純な時代劇的パターンのトラブルは珍しいケースと言えます。簡単に言い切れば「敵は自陣にあり」と言うことです。
社会全体に善と悪が存在するように、人々の心そして社内にも善と悪が混在します。ある時は悪が支配し、良識ある人間が内部告発する場合もありますし、善が支配して悪が足を引っ張ろうとする場合もあるでしょう。
いずれにしろ、社内の問題であろうと社外の問題であろうと原因は内部に必ず潜んでいます。



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