ゆっくりと優しい時間が流れているそんな空間を作りだしているケーキ屋さんから優しい時間と共に美味しい焼き菓子をご紹介します。

街のお菓子屋さんでありたい。
何年先までも変わらぬおいしさをお客様にお届けしたいそんなケーキ屋さんが岩手県盛岡に隣接している滝沢村にあります。
美味しい評判が評判を呼んで店内は人が途絶えることがありません。
いつも出来たてのケーキをお客様に食べてもらいたいと、作り置きの設備はありません。

お店から厨房を覗き込むと職人さんがせっせせっせと小さな芸術品を作り出しています。
ひとつひとつ丁寧に作られたお菓子達はどれをとってもほっぺたが落ちそうなほど美味しく、とても幸せな気持ちになることができます。
本来、お店に足を運ばなくてはマイヤーリングのお菓子は食べることができません。
そのため県外からも購入しにいらっしゃる方も少なくないのです。
今回、まがりや.netで特別に皆様にお送りできる商品をご紹介できることになりました。
ケーキ等はやはりお送りできませんが、とっておきの焼き菓子をお送りします。

マイヤーリングの焼き菓子ラインアップ

五感で堪能・・・「ザッハトルテ」

「マイヤーリング」のオーナーシェフ・藤原敏裕さんが作る「ザッハトルテ」は、気品あるそのたたずまい、口の中で溶けていくようなその食感。
ザッハトルテはチョコレートの甘みとアプリコットジャムの酸味が見事に調和したオーストリアのウィーンに伝わる伝統的なケーキです。

あくまでもウィーンの正統派レシピを受け継ぐことにこだわる藤原さんの逸品です。召し上がる時に生クリームを添えると一層美味しく召し上がれます。

このケーキには「ホテルザッハ」そして「デメル」というふたつの流派（レシピ）があって、藤原さんが手がけるのはデメル流の正当派オリジナル。
丁寧に焼いたチョコレートケーキの表面にアプリコットジャムを塗り、ザッハグラズュールと呼ばれるチョコレートと砂糖水を煮詰め、素手の指先で温度を確かめながら、ざらつきがなくなるまで結晶化させたものをコーティングしていきます。
このひとつひとつの工程に一切の手抜きはありません。

盛岡の和菓子屋さんに生まれる。
菓子専門学校を卒業後 中村屋 グロリエッテに勤務。
その後、川崎「リリエンベルグ」のオープニングスタッフから10年間勤務。
10年を機に本場ウィーンに渡り、勉強してきました。
現在、将来のお菓子屋さんの育成にも貢献し、講師としても活躍しています。そんな藤原さんの創り出すスイーツは、どれも可愛らしく、美味しい。
夕方になるとほとんどの商品が売り切れてしまう盛況ぶりです。
しかし、閉店間際のケーキを購入してもハズレはなく、例外なく幸せにしてくれます。
材料を吟味し、ひとつひとつそのお菓子にあった材料を、妥協無く選び出し、その素材を十二分に使いこなした作品達は、全て最高のものなのです。