麹やもとみやもその時期をむかえ、麹のいい香りに包まれます。
もとみやの味噌は2冬2夏かけてじっくりと寝かせて旨味とコクを引き出します。
この土地だから、この気候だから2年熟成がちょうどいい。
この厳しい寒さが、味噌をひときわ美味しくするのだと麹やもとみやの社長さん。
昔ながらの製造方法を守り、添加物を一切入れない。このポリシーを大切にしています。
大豆は、南部しろめ大粒1等を契約農家から直接購入し、お米は紫波産のひとめぼれ。塩は天日塩を使用し、水は安代の美味しい地下水。
原料はこれだけ。どれだけ愛情と手間をかけるかで味噌の善し悪しが決まります。
もとみやには2年熟成、3年熟成の味噌があり、塩の量で熟成の期間を変えていきます。
こうじにはデンプンを糖に変える力があり、多めの麹を入れる味噌は甘めに、逆に麹の量を控えると辛めの味噌に仕上がります。
具だくさんの汁物の場合は辛めの味噌の方がお薦めだそうです。 |